(0)プレリュード
昨年、西武が開幕から6連敗していたのを止めたのがクレインズ。そして、今夜のお相手は現在6?、7?、とにかく何連敗してるかわからないコクド。今年のクレインズなら大丈夫だとは思うが、「お人良しクレインズ」が復活しやしないか...。しかも、ダーシがやはり日光でケガをしたらしくメンバーから外れている...。でも、大丈夫、大丈夫だ、と自分に言い聞かせる。
本日はクレインズ応援席にもぐりこまさせていただきました。というわけで、あっちサイドのゴールが良く見えないM、ということを先に言っておきます(前にも、同じ言い訳をした記憶があるが、やはりこれが重要な前振りとなる)。
【クレインズ】
33−31
18−27−32−22−7
96−92−24−3−34
14−21−10−2−23
13−39−11
前述の通り、ダーシが欠場。で、山本祐が出場。平岩以外全員出場でしたが、3ピリは#39と#11の滞氷がほとんど無かったはず。
【コクド】
1−44
18−71−34−39−11
41−30−17−9−7
13−16−12−5−3
20−14
【レフェリー】(またもや)アラン・フルネット
(1)第1ピリオド
スターターは1つ目同士でスタートしたが、立ち上がりからコクドがクレインズ陣内に積極的に攻め込み、早くも守勢に回ってしまう。しかし、
0:42 K18 Slashing
早くもチャンスがやってくる。しかし、動きの良いコクドの守備隊形を崩せず仕舞い。チャンスと言えば、腰越からポイントの位置に居た賢吾にフリップパスでコクドDFのスティックを交わし、ワンタイムシュートを打ったぐらいか。
直後、コクドの攻めにクレインズの守りが崩壊寸前まで追い込まれる。
2分50秒あたり、自陣DFラインをK34に突破されノーマーク。ロブの肩口を襲うシュートが打たれるが体に当てて弾く。しかし、そのパックをクレインズが処理できず、3分過ぎにK18にゴール裏からゴール前へ単独でDFを引き連れながらも強引に切り込まれ、ロブが振り切られてしまう。そのままバックハンドで放たれたシュートで「やられた」と思いきや、ポストに当たり救われる。しかし、その後もコクドの攻勢にクレインズは完全に守り一辺倒。遠征の疲れか立ち上がりの動きの悪いところを突かれた形になったが、クレインズも負けてはいない。5分過ぎ、クレインズ快速コンビ(勝手に命名)山野と匡史が抜け2−1隊形でカウンター攻撃。しかし実らず。
その後、コクドに押されながらも、ようやく落ち着きを取り戻したクレインズ。DFからの球出しもスムースになってきたところで、
10:43 K30 Roughing
2度目のPPチャンス。しかし、1度目同様、コクドの守備を崩せない。岩崎を脅かすまでに至らない。パックは敵陣で支配しているのだが、決め手(キラーパス、ラストパスがイマイチ)に欠く攻めが続く。これはダーシが居ないからか?、イヤそんなことはないだろう。クレインズは変わったはずだ。ダーシが居なくても決められるハズだ。と、信じることしかできない2分間がまたもや過ぎ去る。
今度はコクドだ。13分過ぎ、カウンターを喰らうと、ベンチサイドボード際からパスがあれよあれよとつながり、ゴール前にパスがでしまい、叩かれる。「やられた」と思いきや、そのポジションから打たれることを予想したかのようにロブが横転してシュートを大きな体で阻む。
どうも遠征の疲れが溜まっているのか、霧降で見せたニュートラルゾーンでのフォアチェックが機能せず、コクドFWに簡単に抜かれる場面が多く、そこからピンチを招くパターンが続く。しかし、せっかく攻め込んだコクドだったが、
15:17 K16 Interference
良いリズムでクレインズ陣内に攻め込んできただけに、そこで反則してくれると大いに助かりますな。
3度目のPP。実績からいけば、そろそろ決まるでしょう。PP前半は前2回同様に攻めあぐねている様子がありありだったが、ようやく、FWがゴール前で競り勝つと、そこにパックを集めゴール前は混戦状態となった。しかし、ここまで粘った甲斐が報われた。
16:41 パワープレーゴールで先制! G18←32
ゴール前で粘った竹内。なんとかゴール右脇に居た雅俊にパックをつなぐと、いつの間にかパックはゴール左スミに入っていた。岩崎のマタを抜いたかどうかは見えなかったが、とにかくゴールはゴール。押されていながらも、コクドの反則に助けられ先制点を奪う。それにしても、雅俊はゴール前が強い。
更にチャンスは続く。
17:09 K3 Interference
またもや「快速コンビ」が2−1隊形で攻め込み、山野→匡史へパスを出すが、匡史がパスを受ける寸前に倒される。
4度目のPPで早めに突き放したいところだったが、シュートは打つも「あと一本」が出ない。雅俊もラップアラウンドからゴールを狙うが攻めきれず。1ピリはこのまま終了。
Shots on Goal:K11、C14。
EQではコクドが、PPではクレインズがシュートを打った結果か。しかし、コクドが完全に押していた中で奪った先制点は大きい。
(2)第2ピリオド
開始直後から激しく動く。
1分近く、K41がDFを引き連れながらゴール右からゴールを襲うが、またもやロブが早めに横転し体を「く」の字に曲げ、シュートを阻むと、その本人がやってくれた。
1:14 K41 Slashing
しかし、逆襲を喰らい、クレインズ陣内には腰越一人の状態で2−1隊形を作られそうになるが、
1:33 C92 Slashing
2−1隊形を未然に防いだがPPを引き換えにしてしまった。そもそもカウンターを喰らうこと自体に問題があると思うが...。
しかし、
2:45 K30 Holding
チーム状態を象徴するような反則ですねぇ。しかし、クレインズも折角のPPで追加点が奪えない。
佐曽谷(勿論弟の方ね)から山野へキラーパスを通そうとするが、これがなかなかDFの裏に出ない。山野の脚を使った佐曽谷のパス。いつかバシッと決まる時が来るはずだ(オレは待ってるぜ)。逆に、ニュートラルゾーンでパスをカットされピンチを招く。ロブがゴールを早めに飛び出しパックを処理するが、クレインズDFとコクドFWのちょうど真中あたりにパックが出てしまいヒヤヒヤさせてくれる。と、いう訳でPPが終わると、5分過ぎ、今度はコクドに2−1隊形でカウンターを喰らうも、小林が決死のダイブでパックを弾き出す。
6分過ぎには辻、お得意のゴール際の頑張りから敵陣でフェイスオフを取ってくる。今日も、辻の体を使った「しつこい」動きが何度も見せ、「ちょっと危ないなぁ」と思わせる局面を変えてきてくれる。
その動きが伝承されたか、7分過ぎには正和と飯塚がコクドゴール裏で競り勝ちパックを奪うと、ゴール前にパスを出す。そこに腰越が飛び込むが岩崎セーブ。
直後、坪子のラップアラウンドが決まるか、というところまで岩崎を脅かしたが止められる。しかし、その後、坂井にまとわりついていた辻の2人を中心にひともんちゃく起きてしまう。
ゴール裏で辻と坂井がもみ合う、というより、体の大きい坂井がもみ合いを優位に進める(苦笑)。その後方では止めに入ろうと辻の方に寄っていたところを片山に正面から倒される。というわけで、
7:32 K16 Roughing(ダブル)/K9 Roughing
7:32 C13 Slashing&Roughing/C11 Roughing
坂井の暴れっぷりが一番激しかったが、事の発端は辻のスラッシングだったかな。でも、山本は倒され損。まったく手を出していないのに...。というわけで、全て相殺。やはり荒れてしまったか。
8分過ぎ、賢吾がニュートラルゾーンでコクドDFを一人交わすと、コクド陣内に入り込む。シュートを打つと思いきや、中央から入ってきた雅俊へ左斜め後方へパス。「バシッ」とシュートを放ってくれると思ったら、コントロール重視のリストシュートで岩崎に難なくセーブされてしまう。そこは思い切って「叩き込んで」も良かったのでは?。
9分過ぎ、クレインズのプレイヤーが自陣で倒される(匡史だったかな)。当然、
9:29 K41 Crosschecking
どうもコクドはつまらん反則が多いですな。でも、そこにつけこめないクレインズ。一つ目のFWラインでゴール前でパスをつなぎ岩崎を振ろうとするも、しっかり反応されてしまっては。
またもやPPを逃すと、コクド反攻。3−2隊形でクレインズ陣内に入り込むとパスが見事につながり、「やられた」と思わせておきながら、ロブもしっかりその3人の動きに反応しており、ラストパスを叩かれてもシュートコースに正対しており難なくセーブ。さすがだ。
13:21 C23 Holding
13:21 K3 Elbowing
どっちもどっちでしたね。でもこの反則が次の反則を呼んでしまう。
フェイスオフ直後もみ合う二人。
13:31 C21 Holding Stick
13:31 K71 Roughing
(いちおう書いときますが、この反則は相殺されるので依然として4on4)
それにしても、つまらん反則が続きます。
4on4の状況を利して、賢吾が単独で自陣から攻めあがると、ゴール左45度の位置から岩崎の左肩口を狙ったシュートを放つも、そこは岩崎、素早くグラブを出しパックをキャッチ。う〜ん。膠着してきたぞ。と、思いきや、佐曽谷がニュートラルゾーン自陣近くから、前線の山野へスルーパスを通し、ノーマーク。「決めろー!」の声は虚しく、パックは岩崎に弾かれる。しかし、そこに飛び込もうとした佐曽谷が何故か倒されていた。
16:36 K39 Kneeing
これが何度目のPPなのか、そろそろ決めて欲しいところだが、なかなか守備陣形が崩れない。と、思ったら、それまで好セーブを連発してきた岩崎が、思わぬ形でミスを犯す。ベンチサイドのポイントの位置からゴール前へ流したパックは、コクドDFの裏に居たクレインズのプレイヤーと岩崎の丁度中間あたりに流れてきた。本能的に飛び出しカットに行った岩崎だったが、カットできずパックは飛び出した岩崎の右斜め後方に流れる。そこに待っていたのは...。
17:37 貴重な追加点。しかもパワープレーゴール G32←18←7
そう、そこに待っていたのは竹内。岩崎の右斜め後方に流れたパックはゴール右脇やや後方まで流れた。それを拾うと、それを邪魔するものは誰も居ない。「いや〜、こんなおいしいゴール、俺が決めちゃってもいいのかなぁ」、と満面笑みを携え嬉しそうに、かつ、大事にしまい込むようにパックをゴールにそろっと入れる。ゴール前にしっかり入ってきた伊藤雅俊の存在がこのゴールを生んだナイスアシスト。
たたみかけるように18分過ぎ、コクド陣内に流れてきたアイシング崩れのルーズパック。先に追いついたのは片山だったが、そこに果敢に飛び込んでいったのは匡史。明らかに体のデカイ片山に当たりに行くこと自体、一見無謀に思えるかも知れないが、パックを片山から遠ざけるように自分の体を敢えて深い懐の中に飛び込ませ、パックを奪いオーバーラップしてきた小林がシュート。岩崎に弾かれたものの、今日は匡史のチェックが目立った。昨年まで自慢の快足で相手プレイヤーを交わすのは得意だったが、当たりには弱かったはずなのに...。その匡史が自分よりも体の大きい選手が揃いまくりのコクドプレイヤーに対してこれでもか、これでもかと当たりに行くシーンが何度も見られた。
しかし、ちょっとした油断からニュートラルゾーンで抜かれてしまうと、
19:41 C32 Holding
あと数秒2ピリが終わるところだっただけに、ちょっとした気の緩みが命取り。しかし、まさかこんなことになってしまうとは...。
19:53 終了間際にパワープレーゴールを許す G71←34←39
本部席側のポイントの位置からK39に打たれたシュートがゴール前でDFともみ合っていたK34に当たったと思うのだが...。ロブがK39のシュートコースに正対していたので、そんな簡単なリバウンドをロブが出す訳が無い。逆サイドに出てしまったパックを桑原に叩かれる。ロブお手上げ状態。
この1点で、コクドが息を吹き返えさねば...。3ピリのコクドの攻めは厳しいものになるぞ。
Shots on Goal:K9、C16。
続発する反則の中、先に追加点を奪ったクレインズがそのまま2−0でこのピリオドを終えると思いきや...。それまで、何度もあったPPを早めに決めておかなかったツケがやってこないことを祈りつつ運命の3ピリへ。
(3)第3ピリオド
不安は的中した。立ち上がりからコクドのプレスにクレインズはタジタジ。疲労の蓄積もあるだろうが、2ピリ終了間際の失点がコクドにとって良い方向に働いていることは事実。「今日は行ける」という手ごたえが過ぎ去っていく時間の中で「思い」が「確信」に変わってきたのだろう。
1:57 C3 Tripping
ゴール前に入ってきたK30が勝手に賢吾のスティックに引っ掛かったようにも見えたが...。2ピリ終盤からの流れは継続していた。コクドの速い動きにクレインズは追いかけるのが精一杯。ゴール裏でDFが置いてかれると、ゴール前へパスが出てくることを見越したコクドFW2人がクレインズゴールに体ごと襲い掛かり、ロブは倒れてしまう。その隙にパックがゴール前に出てしまい、倒れこんだロブの頭上あたりにパックを打たれてしまった。
2:22 コクド同点に追いつく
と、思いきや、上述の文を見ていただけるとおわかりのように、「コクドFW2人がクレインズゴールに体ごと襲い掛かり、ロブは倒れてしまう」ということは...。レフェリーはノーゴールのジェスチャー。そう、インクリーズなのでした。助かった、と思いきや、コクドは諦めない。またもやクレインズゴールにシュートを浴びせ、しかもことごとくリバウンドをコクドに拾われる。ゴール裏で競り合いの中、スティックが高く上がった気がしたが、既に振られまくったロブ。パックはゴール左の流れ、それをK18に叩かれる。
3:20 コクド今度こそ同点に追いつく
これは「やられた」とガックリきました。ところが、レフェリーは「ゴール」のジャスチャーをしていないではないか。手をコクド側に向けている。そう、これまたノーゴールの裁定。「スティックが高く上がった気がしたが」ではなく、本当にコクドがゴール裏でハイスティックを犯していたようだ。レフェリーよく見てくれてました。最初のインクリーズは私にもわかりましたが、このハイスティックは気が付きませんでした。他のレフェリーだったら...。ぞっとしますねぇ。
なんとか、PKを「幻の2失点」で凌いだクレインズだが、コクドの猛攻は止まらない。
4分過ぎ、ゴール裏からのセンタリングをK71に叩かれるがロブ辛うじてセーブ。
5分過ぎ、K18のラップアラウンドからのゴール前を横切るパスを出し、「やられた」と叫んでしまったバックドア、が決まらず。ホッとする。
しかし、ここまで延々クレインズ陣内での試合が続き、パックをコクドが支配。クレインズはアイシングで逃れるのが精一杯。自陣でのフェイスオフが続く。しかし、クレインズにはコクドの猛攻を止めるだけの脚が残っていなかった。走り負け、競り負け、ルーズパックに対する集散。全て、コクドが上回る中、ゴール左45度からヒョロヒョロっとゴール右に流されると、これまで1失点だったロブの壁があっさりと破られる。
6:07 コクド(3度目?)執念の同点ゴール G12←16←30
取られるべくして取られたという感じです。ここ数試合、3ピリでリードしていた時でも、ニュートラルゾーンでの早い潰しで相手の攻撃の芽を殺していたクレインズのプレーをコクドにやられてしまっている。クレインズはDFからの球出しがままならず、ロングパスに頼らざるを得ない苦しい状況。しかも、全てアイシング。
しかし、同点でホッとしたのか、コクドのプレスにやや勢いがなくなってきたのが12分過ぎ。押されっぱなしだったクレインズもようやく敵陣での攻めが見え始める。しかし、敵陣の攻撃が長く続かず。プレスに勢いが無くなったとは言え、コクドのスピードはクレインズを凌駕していることには違いない。13分過ぎ、またもや自陣で連続攻撃を喰らいピンチを迎え、クレインズは苦しんでいる。しかし、
13:21 K30 Tripping
せっかく、クレインズがバタバタになりかけていたのに。クレインズ陣内での反則、もったいないですねぇ。しかも反則ハットトリック。この反則でコクドの勢いは止まりましたね。もっとも、クレインズもこのPPで「決めて」しまえば良かったのだが...。岸部→ディックのD−Dパスで一瞬オープンネットになったものの、ディックのシュートはゴール右(ジョーから見ると左)に逸れてしまう。ハードヒットしていなかったせいもあるが、それにしても、あ〜もったいない。
逆に16分過ぎ、堅い守りを見せていた岸部が自陣でパックをクリアミス。そのパックを突っ込んできたコクドFWに奪われゴール前になだれ込む。ここでシュートを打たれたら...、と目を覆いたくなる場面でシューターとロブの間に飛び込んできたのは辻。岸部のミスを辻が体を張って救った。
その辻が、その後のプレーでコクド陣内に突っ込み、コクドDFに絡むとボード際でパックを奪い、ボードに押し付けられながらもパックを離さず実に15秒も粘ってくれた。辻の頑張りが、またクレインズに流れを引き戻そうとしている。
しかし18分過ぎ、K18にラップアラウンドからバックハンドシュートを打たれるが、ロブ得意の「左脇ばさみ」でセーブ。
直後、アイシング崩れのルーズパックがコクド陣内に流れる。それを負うのは、最後まで脚色が衰えてなかった匡史。先にパックを奪いシュートを打とうとしたが、
19:25 K9 Tripping
に阻まれた。しかし、反則を奪ってきた。OTになだれ込んでも継続されるPP。結果的にはこれが明暗を分けるプレーになった。
結局、35秒間のPPではゴールを奪えず3ピリ終了。この時点で両チームに勝ち点1が加わることになった。コクドにとっては久々の勝ち点ゲット(私的には気に入らない)となったが、試合はまだ終わらない。
Shots on Goal:K11、C3。
(4)オーバータイム
一つ目同士で始まったが、すぐさま敵陣でボックスを組む。今日、何度もあったPP。しかし、何故2回しか決まらなかったのか...。その意味が50秒後にようやく判った。
「そうか、そうだったのか、ここで決めるために取っておいたのか」
ブルーライン付近やや本部席寄りに位置していたジョーがゴールに向ってパックを流す。しかし、その軌道ではパックはゴール枠を外すはずなのだが...。しかし。そのパックはゴール前で虎視眈々と狙っていた若武者が3度目のPPを成功裡に終わらせたのだ。
0:54 ゲームウイニングゴール G18←7←32
残念ながら、私の座っていた位置からは、どうやってパックがゴールに入ったのか、確認できませんでした。しかし、赤々と灯るゴールランプをまず確認。そして、レフェリーのジェスチャーを確認。右手が前方やや斜め下に投げ出されているではないか。こいつは、もう間違いない。サヨナラ勝ちだ。4連勝だ。勝った勝った。最後に決めたのは誰?。ジョーがそのまま決めたとは思えない。誰かが角度を変えているはず。誰?、誰?、誰?。喜びに沸くクレインズ応援席の中、電光掲示板を凝視する私。そして、灯った数字は「18」。
「やったー!」
と声を上げてから、体中の力が抜けていきました。
Shots on Goal:K0、C1。
遠征の疲れが溜まっていたせいかどうか、ダーシが居なかったかどうかは判らないが、今日はどっちに転ぶか判らない試合だっただけに、この1勝はとてつもなく大きい。
3ピリのコクド幻の2ゴールにも助けられた。チーム状態はこんなところにも影響するのか(でも、レフェリーの裁定は正しかったと確信しています。コクドも執拗に抗議してませんでしたから、自覚していたのでしょう)。
スカイA 3STARS
1st:C18(当然だよね)、2nd:C33(DFの動きが悪かっただけに好セーブに何度助けられたか)、3rd:C32(全てのポイントに絡んだもんね)
でも、今日の試合の影の立役者は辻の粘り腰、そして匡史の激しいボディコンタクトであることを忘れてはいけません。
(はぁ、それにしても疲れたよ)