第67回全日本アイスホッケー選手権 予選A組 王子製紙VS日本製紙クレインズ (東伏見アイスアリーナ) 観戦記

 既に、結果はご存知かと思いますので、ショートヴァージョンにてお送り致します(というかバカバカしくて詳報なんか書けません)。

(0)オールメンバー
【クレインズ】
33−41
20−15−24−3−7
32−92−13−77−22
96−27−81−55−34
19−39−44−5−2

【王子】
66−55
31−24−3−11−28
17−9−21−8−23
23−12−39−6−10
19−13−25−14−26

(1)第1ピリオド
 3:24 C55 Holding

 17:48 O8 Interference

シュート数はクレインズ1(過去いろんな試合を観てきましたが初めてですわ)、王子13。

(2)第2ピリオド
 4:35 O10 Cross Checking

 7:06 C15 Cross Checking

 12:31 C20 Roughing

 14:06 王子先制のパワープレーゴール G11←3←24

 17:06 O8 Cross Checking

シュート数はクレインズ4、王子12。

(3)第3ピリオド
 1:16 O10 Slashing

 8:00 C13 High Stick

 9:42 王子追加点(パワープレーゴール) G3←24←31
この数秒前にコンロイだと思うが、ゴール左脇で磯島にクロスチェッキングかなにかを仕掛け、磯島が転倒、起きあがらず。そこでレフェリーの手が上がりアドバンテージ。磯島の転倒で、一瞬、クレインズプレイヤーの腰が浮く。ゴール左脇で倒れて起きあがらない磯島のせいかどうかはわからないが、一瞬ドプソンの集中力が切れてしまったところをやられる。

 18:23 クレインズ タイムアウト→終了後6人攻撃敢行

 19:00 C20 O11 Roughing(Mejor&Game Miss Conduct)

 丁度王子にパックが渡り、エンプティネットかと思わせたところで、突然の殴り合いが関係ないところで始まっていたためにプレーが止まり、クレインズはエンプティネットを免れる。
 しかし、そのまま試合終了。

シュート数はクレインズ8、王子5。



問題点
(1)シュート数トータル13本で、どうやって勝とうというのか?。しかも、1ピリは1本。
(2)シュートが打てない理由は、パックを支配できなかったこと。
(3)何故支配できなかったか。ルーズパックに対する出足の悪さ、ボードでの当たり負け、そして走り負け。その全てにおいて、王子が勝っていた、というよりも、クレインズが「足りてない」といったほうが正解。
(4)王子もパス、シュートの精度は本調子の状態には程遠い。2点で済んだのは奇跡的な守りを見せてくれたドプソンと、ひたすら守ることしか出来なかったクレインズの選手達のプレーの賜物か。
(5)シュートも単発で散発ではいかんともしがたい。アタッキングゾーンでパックを支配し、しつこく攻めるというパターンが殆どみられなかった。
(6)そして、挙句の果てに乱闘。情けないったらありゃしない。
(7)王子ゴーリー岩田。あまりに暇なのか、インターバルにゴールライン沿いを行ったりきたりして体を暖めているシーンが随所に見られました。これはどういうことなのでしょう?。
(8)なにか基本的な部分の鍛錬を忘れているのではないのでしょうか。ちょっとしたチェックで態勢を崩してしまったり、パックコントロールがおぼつかなかったり...。

とにかく全くいいところが無い、今季最低の試合を2日も続けて見せられてしまいました。
あんな試合を見せるなんて、平日なのにわざわざリンクに来てくれた観客に対してあまりに「失礼」です。
まさか、こんな試合でも「クレインズのホッケーはできていた」と後々言われるのでしょうか?。
そんなことはないですよね。何故、こうなってしまったか、しっかりと原因を究明し、立てなおしてほしいものです。
あんまり悲しくて涙も出ませんわ。



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