前々日辛うじて雪印を突き放し、前日は21:00までやってコクドに嫌な負け方をした上に、更に一夜明けた今日13:00から試合という、実に酷なスケジュールを決して恨んではいけない。試合カードを決めるのは前年の結果であって、「3連戦」を打開するには、順位を上げることが必要なのだ。順位を上げる=勝つことである。実に簡単な話ではあるが、そいつを実践するとなるとそうはいかない。そのような状況を踏まえた上で、迎えた3位決定戦。正念場であり、踏ん張りどころでもある。
今日は「森の鉄筋屋」さんが仕事で来られなかったのですが、らんにんぐふりーさんが登場。キンバリーさんと札幌軍団3名と私に、釧路から瀧川さんも登場。素晴らしいお土産を我々に渡してくれました。ありがとうございます。瀧川さん曰く、「今日は決勝戦だと思ったんだけどね」。そう、私もそう思いたかった。
(0)メンバー
41−33
32−15−20−7−3
24−92−14−77−22
19−27−44−34−55
17−39−81−51−5
待ってました大滝。今日は「大滝祭り」だ。
対する西武
70−30
22−77−21−33−20
19−47−16−44−3
15−40−41−28−72
24−12−10−60−55
(1)第1ピリオド
「大滝(ドンドンドン)大滝(ドンドンドン)...」。早速「大滝コール」から切り出してみました。が、
0:43 西武先制 G20
3日続けて先制ゴールを奪われる。しかもそのうち2試合は開始1分以内でやられている。学習能力が無いのでしょうか?。一旦は大滝ブロックするも、伸ばした右足とゴールポストにパック1個分の隙間が生きていた。そこをリバウンドで叩かれる。
それでもなお「大滝コール」。今日は大滝に頑張ってもらう日なのだ。と勝手に決めつけていた。しかし、本当に頑張ってもらうのが大滝だけではないことがこの後明らかになる。
とにかく、パックを支配できない。西武選手に走られ追いかける場面が目立つ。完全に走り負けている。マークがつききれないのだ。それでもしばらくは耐えていたものの、程なくヤキが回る。
8:32 西武追加点 G47←16
アシストにこそ記録されなかったが、新外国人ラトゥーシュニーにアタッキングゾーン右サイド中段までもっていかれ、クレインズDFをあっさり交わしゴール右やや後てでフリーになると#16に戻す。すかさずセンタリングを出され難なく合わせられる。クレインズDF陣なすすべなし。しかも、
8:45 C55 ホールディング
10:44 C7 ホールディング
立て続けに反則でイヤなムード。ところが不思議なことに、キルプレーだとキッチリ守ってしまえてるのだからこれまたよくわからない。じゃ、何故フルストレングスで相手を抑えることができないのか?。
守りでリズムが作れない以上、攻撃にリズムが生まれるわけがない。それでもこの大会初と言ってもいいような15→20のホットラインが14分過ぎに生まれる。コンロイが出したラストパスをダーシが叩くも芋生が体をスライドさせて得点を許さない。敵ながらあっぱれな動きだ。それにしても、コンロイ、ダーシの動きにの精彩が無いのが本当に気がかりである。本番に照準を絞っているもんだと私は思いたい。だからといって、目の前で繰り広げられている試合において、現実の西武に振りまわされっぱなしである展開が変わるわけでもないのだが。
17:19 西武3点目 G40
2重3重の攻めにDF陣が耐え切れずついに大滝が寝てしまう。ルーズになったパックを先に叩けるのは藤田しか居なかった。
19:15 C14 スラッシング
1ピリ終了。走れない動けない守れない。1対1のせめぎあいに負けてしまうために、守って守って自分たちの形を作るという戦い方に持ち込む基本的な部分が崩壊している。今日は何点取られてしまうのか?。シュート数は西武17、クレインズ3
(2)第2ピリオド
相変わらずキルプレーはしっかり守っており、1ピリから持ち越した分も無事消化。しかし、
4:12 C3 ホールディング で済んだかと思ったら、また何か一言多かったみたいです。
4:12 C7 アンスポーツマンライクコンタクトでミスコン
「真面目に試合する気があんのか!」と叫んでしまいました。
応援しようという気持ちに釘を刺される始末。勝手に応援してるって言えばそれまでだが、連日の応援で我々の声は皆、安○譲二状態。それに報いてくれよと言うつもりはないが、なんとかして自分達の応援が伝わってくれないもんかと悩んでいる時にミスコンなんて...。でも、でも、それでも諦めたくはなかった。目の前でクレインズの選手が戦っている以上、応援したかった。が、そんな気持ちが少しづつ少しづつ薄れて行く。そして、
7:33 西武4点目 G15←40
後ろのほうから「キーパー変われ!」の声が聞こえます。いや、キーパーだけの問題じゃないよ、これは。
8:49 S メンバーオーバー(#10代行)
自分たちの形に持ち込めない以上、相手をじらして逆に反則を取ってくるという流れが作れない。勝負の分かれ目であるパワープレーに持ち込めない。が、今日ようやく西武がミスをしてくれた。そして、ようやく我々の胸のつかえがほんのちょっとだけ取れる。
10:29 クレインズ1点目 G24←77←22
なんとか、3点差以上は離されない格好で凌いでいってもらいたいのだが...、
13:14 西武5点目 G19
14:04 西武6点目 G15←41←44
自由自在に走り回られる西武の選手にクレインズの選手は追いかけるのが精一杯。5点目はゴール裏を巧みに動き回る上野を捕まえ切れずフリーにさせてしまう。6点目は絵に書いたような2対1隊形。めったに見られないお手本のようなゴールを決められ、見た目と実際が一致してしまったワンサイドゲーム。そろそろ意地を見せて欲しい(見せられるのは、もう「意地」だけしかない)。
15分過ぎからセットを組替える。第1セットを2、3セットにばらしたり、4つめを使ったりと、局面の打開を図ろうとしているように私には思えました。このあたりから、ようやくクレインズにもパックを支配できる場面が増えてきた。しかし、最後の決定打がどうしても出ない。
16分過ぎに小林がノーマークとなった。決めてくれ!、とその直後「カン」という乾いた金属音が響く。ポストに嫌われる。でも、あきらめずにそのパックに中村が食い付く。再び小林に戻してミドルシュート。これが枠から外れ、またもや中村が拾い、相手DFを引き連れゴール裏を周り、バックパスでセンタリングを出したつもりが、西武DFに当たる。しかし、これにおまけがついてきた。
16:44 クレインズ2点目 G19
というわけで自殺点をもらいました。本当はその前のプレーで1点取っているべきで、我々を納得させるプレーには成り得ない。
18:07 S20 ホールディングスティック
終了間際にチャンスをもらった。ここで3点差に戻しておけば、まだ、なんとか首の皮一枚はつながる。しかし、ことごとく芋生が立ちはだかる。
シュート数は西武7、クレインズ11
(3)第3ピリオド
2ピリのパワープレーはものに出来なかったが、すぐにチャンスが訪れる。デキ悪のクレインズにもまだ若干の女神の微笑みが残っていた。
0:40 S33 ホールディング
今日ようやく中村が反則を取ってきた。そして、
1:00 クレインズ3点目 G32←27
またもやパワプレーゴールが決まる。史郎のパスを受けた竹内がDFを交わしノーマーク。見事にネットを揺らした。ようやく3点差に戻した。もう1点先に取れば...、と思った私の希望はあっさりと徒労に終わる。
4:11 西武7点目 G22←77
これが決定打になってしまった。クレインズの小林がブラインドになっていたようにも見えたが、ゴール右サイドからのシュートがキーパーの右脇を抜けてしまうのか?。以後、我々は「お通夜」モードに突入。
11:22 S12 ホールディング
このパワープレーはそれなりに分厚い攻めになっていたようだが、最後の最後は芋生に阻まれる。決定打がねぇ。
15分(?)過ぎに「森の鉄筋屋」さん登場。「大変なことになってるね」。返す言葉もありません、ハイ。
この後、さすがに西武も攻めつかれたか、クレインズと互角の動きになり、パックがリンク内を何度も往復する場面が目立ちました。
20:00 C3 ホールディング
というわけで3−7の惨敗です。シュート数は西武9、クレインズ11
「3連戦だったから」という事では済まされないと思いますけど...。立て直しに期待します。